バンドをやっていると宅録に魂を奪われてゆく人たちがいます。
(^-^)/ はい! 私です。
そんな僕らがまず、心奪われる機材がマイク。マイクロフォンなんではないかなぁ。まだ、録音を始めたばかりの頃、PAをされているKさんにずいぶん丁寧に教えてもらったおかげで、今でも録音が楽しい!最近になってイルカホテルの木村君がマイクを探しているようなので、つらつらと書いてみよう。
僕が一番最初に買ったマイクはこれ。
シュアーのSM57。通称ゴーナナです。初心者がマイク買うときってドキドキなんだけど、先ほどのKさんから「とにかく、いろいろ録りたいなら57にしなさい。お金があるなら57を3本買ってもいいぞ!」と言われました。なんで3本なのか聞くと、「3本あればかっこいいドラムの音が拾えるぞ!それに57は丈夫だから、くぎを打つハンマーの代わりにもなる!がはははっ!」とにかく、丈夫という事らしい。よく、ライブハウスでも57がスネアに設置してあって、ステックでボコボコにされているのを見るもんなー。などと納得しつつ、最初の一本はこれになったのです。
同じシュアーで58(こちらはゴッパー)が、ボーカルマイクで有名だけど、57も写真の後ろにある風防スポンジをオプション装着するとライブでボーカルマイクとして活用できるのです!ただ、ちょっと58より指向性が強いので歌いにくいかもしれません。もちろん、風防を付けずにボーカルに使うのもかっこいい!ただ、直接ユニットが出ているから痛みやすいかもなー
教えてもらった通り、とにかくこれでたくさんの録音を試したなー。アコギの場所による違いや角度の違いなんかも楽しい!確か一番最初に、ボブディランの「friend of main」を弾き語りしたのを試し録りしたんだった。ギターの音が今までより元気に録れてうれしかったな。僕の演奏はひどかったけど…
この後、低価格のコンデンサーマイクやマイクプリを一生懸命探して、手に入れたなー。
>ダイナミックマイクとコンデンサーマイク
簡単に言うとダイナミックマイクは、スピーカーの原理が逆になった物で構造もシンプル。比較的丈夫で扱いやすい。コンデンサーマイクはより細かな振動を拾えるように電圧(ファンタム電源)を送ってあげ、繊細かつ高音に伸びがある音が集められる。その分、構造も複雑だし、丁寧に扱う必要があるんだなー。
57を手に入れてからもうずいぶん立つけれど、未だにハンマー代わりにした事はありません。(^-^)
ダイナミックだってマイクはマイク、大切なんです。pockeys、Claps!、コズミック、そしてイルカホテルの音を一緒に聴いて、刻み込んできた音楽の友なのです。うん。
だから、未だにマイクを使う前に、カプセル部分をバンバンたたく人を見ると、「マイクを叩くんじゃなーい!!」と言ってしまうのだなー。