「曲紹介」カテゴリーアーカイブ

アルバム配信中。

2019年にリリースしたCDアルバム「僕、ウォンバットと旅に出る。」アルバムのデジタル配信をしています!

各種ダウンロードはもちろん、サブスクリプションを導入している配信元にも供給していますので、「聴き放題」などをご利用の方も、ぜひお聴きくださいね!!

全曲リマスター&ハイレゾ配信、一部リミックス、1曲目の「おとこのこおんなのこ」は「STAYHOMEバージョン」として新録です。

ダウンロード先や曲目リストなど詳しくはこちらをご覧ください!!以下からも直接どうぞ!

新曲をリリースしました。「夕立雲」【無料配信】

久しぶりに歌を配信開始しました!
「夕立雲」です。
ダウンロードも無料ですので、ぜひ聴いてくださいね!

夕立雲【ゆうだちぐも】
夏の夕暮れ。雨の匂いが近づくよ。

空を見上げて 合図を探す
風を感じたら 君を呼び出すんだ

いつも帰り道 自転車を並べて
何を話したかな まあいいか

あれからずっと 歩いている さがしても 見当たらないんだ
今なら きっと その肩に 手をのせて こっちだよ

夕立がきたよ 黄昏よりも早く
日差しに負けないぐらい 強い雨が降る

僕ら形ぜんぶ 雫に溶けてゆく
すべての音が混じり 強い雨が降る

暑さにしおれた 僕ら うなだれた背中
甘い匂いに誘われ 笑顔を戻して

君は前だけ向いて ずっと 花の名前を
かたっぱしから 言い当てては得意顔

あれからずっと 歩いている さがしても 見当たらないんだ
今なら きっと その肩に 手をのせて こっちだよ

夕暮れが迫る 君の背中越えて
長く影が伸びて その先が見えない

この声もぜんぶ 景色もひとつに
二人のこの場所は 記憶へと消えてく

夕立が過ぎて 黄昏がきたよ
転げるような 鈴の音 君の笑い声

新曲「ぼくら、冒険島。」本日よりリリース!

本日より入魂の新作、「ぼくら、冒険島。」の配信がスタートしました!

各種配信サービスよりお楽しみいただけます!

2019年5月にリリースしたアルバム
「僕、ウォンバットと旅に出る。」
そのイメージ世界を
さらに広げ、新たな楽曲が誕生しました。

「少年少女空想冒険音楽」として
リリースされる第一弾。
「ぼくら、冒険島。」

前に進むチカラを信じて。
泣き出すことがあっても大丈夫。

みんな迷いながらも生きている
小さな冒険者たちへの賛歌です。

各種サービスへのリンクはこちらクリックしてくださいね!

「ぼくら、冒険島。」

七転八倒 僕らの旅は 立ち込める暗雲の中 駆け抜ける

一攫千金 目論むも敗れ 大器晩成と うそぶく その目に涙が

馬耳東風 我らが道を 唯我独尊 進め!と掛け声は勇ましく
面目躍如と立ち上がる 本音は 戦々恐々 震える手を隠した

困ったときは僕を見なよ きっと僕も迷っているから!

ずんずん前へ進め 坂道も 散々泣きはらしたら 笑って
どんどん吸い込み すべてをチカラへ さんさん太陽をあびて

日進月歩の世界でも変わらぬ 人の営みは淡々と進んでいく

晴耕雨読で見つけてやろうぜ 質実剛健 たくましく生き抜く術を

困ったときは僕を見なよ きっと僕も迷っているから!

ずんずん前へ進め 坂道も 散々泣きはらしたら 笑って

どんどん吸い込み すべてをチカラへ さんさん太陽をあびて

傍若無人に 駆け抜る 空前絶後の 旅は続く

希望の光が 見えてきた

うたの記録

2020年1月31日@長野ネオンホール
「名もなきオープンマイク0(ぜろ)vol.145」
【演奏曲】
1、わかれうた(中島みゆき)
2、ガラスの遊園地

2020年2月2日@甲府ハーパーズミル
サブロク座オープンマイク
【演奏曲】
1、東へ西へ(井上陽水)
2、僕、ウォンバットと旅に出る
3、かけっこ

年初めは、人の歌を歌ってみることで、
気持ちを整えてみようという試み。
まだカバーとは言えませんが、
唄えるように稽古してゆこう!

そして、またしてもハーパーズミルで
カレーを食べそびれてしまった!!!
次回こそ!!

さてさて、じゃかじゃかと行きますよー。

「僕、ウォンバットと旅に出る。」ライナーノーツその4〜唄について〜

アルバムジャケットからコンセプトが決まり、レコーディングが始まりました。
収録した曲たちはそれぞれこんな想いから生まれました。
そして、その思いはどこかの路上につながっているのです。

「おとこのこおんなのこ」

いつだって、何かを始める時にはただ夢中で駆け出すものです。それは大人も子供もいっしょ。
でもそんな駆け出す姿を笑う奴らもいるのです。ほんとは分かっているけれど、ついついからかってしまうのかもしれない。確かに夢中で駆け出したことには、勘違いがあったり、間違ったやり方があるかもしれない。
僕も昔々、エレキギターがまだ弾けない頃、マイクをアンプに繋いでひずませて、ギターソロを口でやってたこともある。笑われても仕方がない。でも、きっとそんな姿を「それ、おもしろいね!」と言ってくれる本当の友達がいるはずです。少なくても僕にはそんな友達がいました。からかったりしないで、一緒に唄ってくれる友達が。

男の子が女の子みたいでもいいし、女の子が男の子みたいに遊んだっていいじゃない。大人だって子供だっていいんだ。そんな思いを唄にしました。

 

「ひまわり畑」

今回、新曲を多く書いたのですが、アルバムには古くからの曲も半分入れました。
「ファンタジー」をコンセプトにした時、物語を強く打ち出した唄たちをもう一度、きちんと吹き込みたいと思ったのです。しかも、この歌を大切にもってくれている友達がいたからです。2018年京都のライブをお休みした時の夏、友達がそろってこの歌をチャット越しに唄ってくれたのです。自分の歌を誰かが覚えていてくれることほど嬉しいことはありません。だから、待っていてくれたことへのお礼を込めて新たに吹き込みました。
この曲を書いた当初のイメージで頭の中にあった音のパーツを一つ一つ再現してみました。

 

「イワナの居場所」

今回のアルバムのコンセプトの一つに「旅に出る」があります。この曲も「山登り」という旅に出ます。人生において「嫌なものをなんでも食べてくれる伝説の魚」がもしもいたとしたら、多くの人がザックにいらないものをたくさん詰め込んで山にゆくでしょう。
その魚の名を「イワナ」としました。
「釣りキチ三平」で魚心さんが「イワナは伝説の魚だ!」と言っていたからです。言っていたと思う……。もしかしたら、私の記憶違いかもしれませんが、個人的にイワナは幻の魚なんです。
一度、とある山の途中の清流でパクパク口を開けているイワナに会ったことがありますが、とんでもなく低い水温の川で悠々と彼らは生きています。
本当に何を食べているんだろう。
なんであんなに冷たい水の中で笑っているんだろう。
どうして、人が来ると顔を出しに来るんだろう。
やっぱり幻の魚なんだ。

山に棲む浄化のシンボルとしました。
さて!イワナは見つかるのかな?それとも……。

 

「朝が来るまで」

今回のアルバムが完成に至る重要なきっかけ、「グラスを置く」ことをテーマにしました。大切な言葉を霧の中に失わないように、夜が更けることを恐れずに、たとえ朝が目前に迫ってもそのままじっと耳を澄ますのです。誰も待っていないかもしれないし、誰も来ないかもしれない場所でも間違いなく自分の場所なのだから、じっと時が来るのを待てばいいのだと自分に言い聞かせる唄です。

  

「エスカレータ」「かけっこ」

今回の大きなテーマとしてストリートライブに駆けずり回っていた頃の思いを「思い出」ではなく、生きる記憶として未来に続く糧にすることがありました。
とても個人的なことなのだけれど、一度はきちんとしたかったのです。もう何度も録音しているのだけれど、これでようやく一つの区切りです。納得の音楽ができました。
ノスタルジーではなく、現在からはっきり見える視点での歌として希望の詩にしました。「エスカレータ」を書いた当時は、ストリートで転がる僕らが遠ざかり、なんだか虚しさや悲しさが先行していたのですが、あれから僕たちはこの足で歩き、汚れた手のひらでも誇らしく挙げて生きてきました。認めてもいいのだと思います。あの時も、これまでも、そして今も「力いっぱい歩いている」のだと。「自動階段に身を任せているのではない」と。忘れてはいけない光景をこれからも唄いたいのです。
そして、「かけっこ」はその歩みからの「帰り道」。悔しさ、やりきれない熱さ、堂々巡りの苛立ちがまぜこぜになった時も、風に吹かれて自然と足が家に向かうのです。そしていつか、時が経てば忘れちゃうこともあるかもしれない。闇雲にかけてゆくのだから。でもそんな時にも、あの時の唄は忘れない。あの時に一緒に口ずさんだ音楽を忘れたりしないのです。力いっぱい走った僕らは、ぐっすり眠ってまた、明日に駆け出すのです。また君に会いにゆくのです。風が強い日はなかなか外に出れないけれど、そんな風の中にも歌はちゃんと紛れて聴こえてくるのです。

  

「僕、ウォンバットと旅に出る」

ウォンバットってとても珍しいところがある動物です。とても気になる奴なのです。外敵が近づくと掘っておいた穴に逃げるのですが、その時、お尻を外に向けています。そのお尻がとてつもなく固いのです。ちょっとやそっとでは歯が立たない。そして相手が諦めるまでじっとしている。自分なりやり方を突き通すのです。でも、あまりしつこい相手だと、その固いお尻で相手の鼻先を穴の壁に押し付けてバキバキにしてしまいます。きついお仕置きをするのです。戦わない意思を表明して、それでも絡んでくるやつはコテンパンにするのです。でも基本的に争いを好みません。だから、テレトリーを大切にするんだそうです。うんちをして、自分の縄張りを主張するらしいのですが、そのためにうんちが転がりにくいように四角いうんちをします。まるでサイコロのような。どうやってするんだろう?そこまでして、争わない環境を作るのです。なんてオリジナルややり方なんでしょう。憧れてしまいます。
そんなウォンバット。一律的に「逃げちゃダメだ!」ではなく、なんとも柔軟に、しなやかに「生きる、生き抜くこと」を選び、突き進むのです。そんな仲間と旅に出たらと夢に描いて唄にしました。
ウォンバットは苦い思い出を抱えています。たくさんの仲間たちが失われて(絶滅して)しまいました。みんなとってもオリジナルな生き方をしていた奴らです。
人間たちをみてウォンバットは伝えたいことがあるかもしれません。失った仲間のことを責めるのではなく、「人間も気をつけなければいけないよ!」と。だから、あんなに人懐っこいのかもしれません。こちらがびっくりするぐらい嬉しそうな顔をして駆け寄ってくるのです。
そしてはっきりと言うのです「逃げ出せ!まずは心守るために!」と。

  
ずいぶん長々と書いてしまいました。
読んでくれてありがとう。このアルバムを気に入ってくれたら嬉しいです。
次回はレコーディングの機材のお話をしようかなー。

 
アルバム「僕、ウォンバットと旅に出る。」の詳細はこちら!

BOSS RC-1って素敵!【演奏曲】かけっこ

久しぶりにコンパクトエフェクターを買ったのです。

うほほいな気分です!(^-^)/

手に入れたのはこちら!

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BOSS LOOP STATION RC-1

 

ずっとアコギで重ねながら演奏できるルーパー(リアルタイムにダブリングをコントロールできるエフェクター)をと思い、物色していたのですが「これだ!」と思えるモノがリリースされました。今月リリースされたばかりの新製品です。

これまでもTC Electronicなどから同様のペダルはありましたが、BOSSのペダルのように音が静かなものが好みなので、躊躇していました。

かといってBOSSのRC-3はボタンがいっぱいで難しそう……

しかっし!このRC-1は、シンプル!しかもクルクルとサンプリング状態が表示されてわかりやすい!!

ということで、手に入れて嬉しくて早速、1曲弾いてみましたー!

お聴きいただけましたら、幸いです!!

 

さぁ、来春のアルバムリリースとライブがますます楽しみになっていきたぞー!

かけっこ@京都陰陽【アコーステックver.】

昨年は、マイペースながらpockeysとしてのバンド演奏も一人でのステージもあり、楽しい音楽生活をありがとうございました!

2012年もライブの予定が少しずつ決まってきました。

昨年の演奏ですが、大切な曲をアップし忘れていたので、今ここに。

「かけっこ」

遠く離れてもうたが繋ぐ思いがある。


今年もたつたつとかけてゆくぞ!

ライブでお会いできる日を楽しみにしています!