M-AUDIO Firewire1814とYosemite

それほど需要のある情報ではないかと思うのですが、久しぶりに音楽制作ネタを。どんな情報かと言いますと……
1、サウンドボードFirewire1814を今でも使いたい!
2、Macはいつでも最新の状態で使いたい!!
3、上の2点を同時にクリアしたい!!

そんな人おるんか……
そう!私です。(^-^;)

firewire1814.jpgこのFirewire1814、発売が2004年。現時点で発売10年!
もう使っている方も少ないのかもしれません。ですが、発売当時、fireiwreでバスパワー供給・ADAT入力で同時8ch入出力・フロント2系統はハイイピダース対応!
シルバーのパネルもiMacの横に置くと素敵!!しかも!m-powered PRO-TOOLSがおまけ(?)でついてくる!!
卓録もバンド録音もこなせる!これさえあれば大丈夫!!と鼻息荒く購入したボードです。
大切に使ってきた事もあってか、まだまだ現役で十分使える状態です。シャッキシャキの音質も私の好みです。

ところが!!

悲しい事にこのFirewire1814のmac用ドライバーが10.7 Lionの途中までしか公開されていないのです。
なんてことだ!!その後のOSXでは利用出来ません。ひどい時はシステムが落ちる始末でしたので、
デュアルブートで古いOSを残して使ったりしていました。
とほほ……
でも、やっぱり最新のOS上で使いたい!でも今回のMacOS Yosemiteも未対応……
そこで、本題。なんとか使える方法をーーーー!

非常に簡単なんですが、
「少し古いドライバー」がなぜか動きます!!
ほら!!!
yosemiteとfirewire1814.jpg
現行で配布されているドラーバーは日本ではver 1.10.3
海外ではver 1.10.5!
まずここで驚き!!海外だけバージョンが新しい。
(これでやりくり出来た時もありました)
しかしっ!!用意するのは「ver 1.10.2」なんて中途半端な!!
OSX10.5用のFireWire_OSX_1.10.2.dmgが利用出来るのです。
この方法、実はmavericksでも出来た方法なのです。
mavericksからサウンドAPIが10.5に近い方法にかわったのかもしれませんね。

【注意!】現在のところYosemite上では、サウンドボードとして認識し入出力は出来ますが、ソフトウエア・ミキサーは起動のみ可能で、コントロール出来ません。むむむぅ。
→単純にオーディオ・ボート&MIDIポートとしてのみ利用したい方に限ります。
公式の方法ではありませんので、以下の方法をお試しの方は自己責任にて行ってくださいね。
さてさて方法は。以下の公式サイトから古いドライバーをダウンロード。
インストールするだけ。
*もしmavericksで同じ方法をやっていたのに、動かなくなった方は再インストールしてみてください。動く様になる可能性があります。
まだFirewire1814を使っているよ!という方、ぜひ諦めずに新しいOSと素敵な音楽ライフを!!
もっといい方法がある!やドライバー作ったよ!なんて方はぜひご一報くださいねー。

 


「M-AUDIO Firewire1814とYosemite」への2件のフィードバック

  1. 初めまして。Facebookでこちらのリンクを紹介していただきました。
    先日までOS X 10.9、FW1814ドライバ1.10.5で使用していました。ヨセミテはパスしてEl Capitanに上書きアップグレードしましたがrootlessモードで1.10.5ドライバで音は出ました。
    が、FW1814コンパネは起動するもののダブを切り替えると固まってしまって他の設定ができません。1.10.2でも同様でした。
    もし、何らか情報をお持ちでしたらご紹介頂けると助かります。
    よろしくお願いします!

  2. satoさん
    コメントありがとうございます!
    そうなんです。困りますよね!ヨセミテの時もFWのコンパネが固まってしまう現象は起きていまして、EL Capitanも同様です。
    対処法として、私は 10.9以下のOS Xをパーティーション分けした場所か別のHDDなどに最小単位でインストールし、そちらでFWのコンパネを開いて設定を操作します。その後、El Capitanで再起動すると、10.9以下のOS Xで操作した設定が生きているのでそのまま使っています。
    つまり、FWのコンパネを実行するために古いOSで起動しなおして設定を書き換えます。
    設定を頻繁に変える方には不便ですよね。(^-^;)
    追伸
    私は、仕事場でのサウンドボードはTASCAMに替えました。
    http://tascam.jp/product/us-2×2/
    こちらは、OS Xのオーディオ仕様にネイティブ対応しているのでドライバー自体が不要でいつまでも使えて安心です。今回のM-AUDIOの対応は、大切にハードを使いたい者にはとても残念な対応でした。今後は自宅のボードもTASCAMに移行する予定です。
    satoさまの楽しい音の日々を願っております!
    ブログお読みいただき、ありがとうございました!

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